今年度、初回の活動です。ここ数年降雨が少なく、田植えそのものが危ぶまれましたが、前日から水を引いて耕してくれたボランティア(NPO法人「花咲き村」)の方々のお力添えあって実施出来ました。

一粒のモミから育てた稲の苗を束ね、それを田んぼに運びます。畔の端から端に渡した縄に沿って、皆一列に並んで慎重に苗をつかみます。「お米一つぶには七人の神様が住んでいる」という言い伝えがあります。昔の人たちが命をけずって稲を育て、できたお米を一粒たりともむだにはできない、という思いがお米に住んでいる七人の神様に託されていたのでしょう。大きく育て!と声には出さずとも、そんな思いを込めながら植えていました。

参加者は、引率教員含め45名の大所帯で、昨年の倍の人数です。活動後は、森の木陰でお弁当を広げてお昼のひと時を楽しみました。

来月は「草取り」、秋以降は「稲刈り」「脱穀」、年明けには「餅つき」と続きます。

                           健康推進室 石綿 泰之DSC00553a