活動紹介
活動日:スクーリング日や調査活動日

国立研究開発法人「科学技術振興機構」(JST)では、高校・中学校の科学部活動を支援することにより、優れた資質や能力を有する生徒を見出し、継続的な活動を実施することで、科学部の活動が振興されることを目的に、「中高生の科学部活動振興プログラム」事業を実施しています。
わたしたち望星高校科学部は、「都心とその近郊の微小粒子状物質PM2.5及び窒素酸化物NOxの大気汚染調査~越境汚染、環境鑑識学及び環境保全からの考察~」というテーマでこの事業に応募したところ採択され(2013年度から3年間)、いま世間を騒がせている微小粒子状物質PM2.5、窒素酸化物NOx等の大気汚染物質について、大学の研究室※と連携した継続調査を中心に活動しています。※関根嘉香研究室(別サイト)

「学園SPP・SSH成果発表会」はこちらです。

最近のおもな活動

2020年度 マイクロプラスチック調査(東京都)
2019年度 都心における大気中微小粒子状物質(PM2.5)の長期観測※詳細はこちら
淡水魚の生態・形態水系間比較実験※詳細はこちら

2018年度 「2018年度サイエンスメンター事業」採択  ※2年連続
2017年度 「2017年度サイエンスメンター事業」採択  詳細はこちら
研究テーマは、「音力発電におけるFish bone 構造を用いた集音機構最適化に関する研究~発電都市Tokyoを目指して~」振動を発現する動作が効率よく電気信号として利用できないか研究し、音を用いた発電の実用化を目指す内容です。
2016年度 PM2.5継続調査、NOx調査(建物調査) 
PM2.5継続調査から、燃焼起源粒子の長距離輸送された可能性や中国大陸からの砂漠土壌からの黄砂の影響を見出した。詳細はこちら
2015年度 PM2.5継続調査、NOx調査(渋谷区周辺の精密調査)
渋谷区内のPM2.5継続調査により解明した新事実も含め、英文論文として掲載された。※科学雑誌「The Global Environmental Engineers」)
NO調査では渋谷区内に精密調査を実施し、地域の環境によって濃度が変化を発見した。
2014年度 PM2.5継続調査、NOx調査(渋谷区周辺の公園の調査)
渋谷区内のPM2.5継続調査から濃度変化の傾向を見出し、様々な成分分析からPM2.5とともに含まれる成分が季節によって異なることを特定した。
NOx調査では渋谷区内の公園を対象に調査を行い発生源の特定を行った。
調査結果は論文にまとめ一般財団法人「室内環境学会」主催の「平成26年室内環境学会学術大会」において学会発表を行った。
2013年度 PM2.5調査(渋谷区)、NOx調査(住宅の室内外調査) 
PM2.5の渋谷区内の調査より、季節による濃度変化、大学施設の分析器を使用して粒子写真や成分から、発生源の特定を行った。
NOx調査は住宅内外と学校周辺の調査を行い、発生源の特定を行った。
東海大学新聞掲載記事はこちら
2012年度 金環日食プロジェクト
滝川洋二先生(東海大学教育研究所)の日食の講義を受け、日食メガネ、日食フィルターを自作し、これを用いて日食を観察し、調べ学習に取り組んだ。