秋学期理科研究の校外実習をお台場海浜公園「オダイバビーチ」で実施しました。
ビニール袋は丈夫で軽く、安価で作れる為、年間1000万トン以上作られています。しかし、丈夫である反面、分解されない為、正しく処分されずに海に流れ込んだビニール袋(プラスチック)は細片されて、マイクロプラスチック※として蓄積していきます。※直径が5mm以下の微細なプラスチック
論文『世界の海のプラスチック汚染』(Erikson et al.2014)によると世界中の海にはすでに膨大なマイクロプラスチックがあるといわれています。しかし、実際どのくらいマイクロプラスチックが蓄積しているかの実態調査はほとんど進んでいません。
本研究では、東海大学海洋学部水産学科食品栄養学研究室 清水宗茂教授及び研究室の共同で、お台場海浜公園の砂浜を調査して、海洋におけるマイクロプラスチックの実態調査をしてしました。今回の調査で当初の想定以上にお台場にも多くのマイクロプラスチックが存在していることがわかりました。今後、調査結果と成分の分析をまとめてレポートにまとめる予定です。