概要

総合講座「親親子で農業_概要子で農業体験」は、体験を通して生徒の「自律と適応」を支援し、さらには「生きる力」を育むことを目的とした活動です。健康推進室では、登校支援の具体的な取り組みとして企画・運営しています。
最近の高校生は、生活に密着した体験が希薄です。体験学習においては、耳にしたものはすぐ忘れるが、見たものはまず覚える、さらに触れたものは身につくといいます。「直接体験」が生徒の健全な成長を促すことも活動の狙いです。
年間5回(田植え・田の草取り・稲刈り・脱穀・餅つき)の活動は、NPO法人「花咲き村」のご支援をいただき、東京都西多摩郡日の出町で行われています。

2017年度実施内容

目 的 自然環境の中での様々な体験を通して、生徒達の精神的な「自律と適応」を支援する。
対 象 原則として放送教育コースの生徒(家族同伴の参加も歓迎します)。
内容・日程(予定)
  1. 2017/06/17(土) — 田植え
  2. 2017/07/08(土) — 草取り
  3. 2017/10/14(土) — 稲刈り
  4. 2017/11/11(土) — 脱穀
  5. 2018/01/13(土) — 餅つき
場 所 東京都西多摩郡日の出町(谷津田整備)※ JR「武蔵五日市駅」下車。バスで約5分。
費 用 年間の活動を通して一人5000円。 ※ 現地までの交通費は実費。
持ち物 汚れてもよい服装、軍手、タオル、雨具、飲み物、帽子(麦藁帽子がベスト)、履き物(田んぼでの作業のため、サンダルか破棄しても構わない靴下)。
申し込み 申込書を「クラス担任」または「石綿」まで提出。
※ 家族で参加の場合は人数と交通手段を明記。
※ 希望者多数の場合は先着順。
単位認定 学期ごとの活動とレポート提出(3通)で1単位が与えられます。

文部科学省委託事業「豊かな体験活動推進事業」に採択

平成21年度には、本校の活動が「文部科学省・豊かな体験活動推進事業・高校生の社会奉仕活動推進校」として認定されました。「豊かな体験活動」とは、新学習指導要領の7つの改善点の一つ「体験活動の充実」をモデル化するための事業です。私立高校で採択されたのは本校を含めてわずか2校。親子で実施している点や、登校支援という明確な目的の手段として活動が有効である点などが評価されました。

実施概要

  • 田植え
    田植えの時季は雨が多いといいますが、日の出町の山々は青空で私達を迎えてくれました。苗代でモミから育てた稲の苗を抜き、田植え用に束ねます。その後、田んぼで皆一列に並んで田植えを始めます。大きく育ちますように!

 

 

  • 田の草取り
    2015田の草取り田植えからわずかひと月。苗の成長の早さに自然の生命力を実感します。今回は稲の成長を妨げる雑草を抜きますが、雑草と稲との見分けがつかない為、注意が必要です。
    熱中症対策として、作業終了後は恒例の「流しそうめん」をします。竹を割って水路を組むところから協同作業です。そうめん以外にもミニトマトやグミまで流れてきました。

 

  • 稲刈り
    2015稲刈り稲刈りは、お互いの協力がないと成り立ちません。刈る・運ぶ・束ねる・干す、それぞれに息の合わせどころです。鳥獣除けのネットを外し、鎌で稲を刈る。束ねて稲架掛け(はさかけ)にして干します。稲架掛けとは、稲を逆さまに吊るすことで、甘みと栄養が増すと言われています。

 

 

  • 脱穀
    2015脱穀乾燥した稲の穂先から籾を落とす作業です。自動脱穀機を主に回しますが、人力による足踏式の物も使ってみます。かなりの力作業です。

 

 

 

  • 餅つき
    2015餅つき新春には餅つき。一年の収穫を存分に味わいます。丹精込めて育てたもち米を蒸し、掛け声にタイミングを合わせてついていきます。収穫の恩恵に浴する、活動のまとめになります。「田んぼに若い人達の声が響いているだけでも、近隣には喜ばれています。」(NPO法人・花咲村代表 園田安男さん)

 

 

学習運営システム(LMS:Learning Management System)との連携

活動は、「総合的な学習の時間」の単位(各学期1単位)として認定されます。課題は「高校通信教育講座(LMS)」の講義を通して配信されます。インターネット上で、生徒と教員双方向のコミュニケーションも可能で、各々の取り組みを評価し単位認定します。