白の十字

校旗東海大学の創立者松前重義は、内村鑑三の影響を受けて「正義と愛」を自らの信条とし、その精神を学園の校旗に象徴化しました。すなわち、十字の白線は、横は「愛」、縦は「正義」を表します。
横に伸びる「愛」は地上にあまねく広がり、縦に伸びる「正義」は天地を貫く…。そして、「愛」と「正義」の交わるところに「真理」がある。松前重義は、このような哲学を校旗に織り込んだのです。  

7つの地色

また、幼稚園・小学校・中学校・高等学校・短期大学・大学・大学院の校旗の地色は、それぞれ虹の七色である赤・橙・黄・緑・青・藍・紫としました。これには、七色の光が渾然と融合して太陽の白色となり、これが地上に降り注いで万物が生育するように、七種の学校群が一体となった教育を行うことによって、一人ひとりの中に豊かな生命が育まれるようにとの願いが込められています。 7色校旗