松前重義私学は創立者の教育への情熱と思想を基に創立されたもので、その心が「建学の精神」であり、いかなる時代においても変わることなく継承されるべきものです。
本学園の建学の精神は、創立者松前重義(1901~1991)の思想と人生に大きな関わりを持っています。

松前重義は、青年時代に「人生いかに生きるべきか」について思い悩み、内村鑑三の研究会を訪ね、その思想に深く感銘を受けるようになりました。
特にデンマークの、教育による国づくりの歴史に啓発され、生涯を教育に捧げようと決意し、「望星学塾」を開設しました。ここに東海大学の原点があります。

松前重義は「望星学塾」に次の四つの言葉を掲げました。

 

建学の精神

 

望星学塾ここでは、身体を鍛え、知能を磨くとともに、人間、社会、自然、歴史、世界等に対する幅広い視野をもって、一人ひとりが人生の基盤となる思想を培い、人生の意義について共に考えつつ希望の星に向かって生きていこうと語りかけています。

本学園は、このような創立者の精神を受け継ぎ、明日の歴史を担う強い使命感と豊かな人間性をもった人材を育てることにより、「調和のとれた文明社会を建設する」という理想を高く掲げ、歩み続けていきます。