高校生活をデザインできる
自分の環境・趣味・進路希望を考慮した上で、高校生活をデザインすることができます。
自ら履修科目を申請して、必修科目や基礎科目だけでなく、進学に必要な演習科目、数学Ⅲや英語Ⅲなども選ぶことができます。履修を決める際は、担任の先生が一人ひとりに丁寧な相談・指導もします。本校はクラス担任を置いています。学習や進路相談、その他の相談にも丁寧にサポートしています。
ネットで講義を受ける
本校の1講座20~30分で構成される「高校通信教育講座(講義)」は、1959年、東海大学超短波放送実用化実験局「FM東海」からの放送により始まった、いわゆる授業に相当する本校独自のものです。
その後、「FM東京」(1970年~)、「衛星ラジオ」(1995年~)からの放送を経て、今日ではインターネットを通じ、WEBの上で「いつでも」「どこでも」「なんどでも」、映像による講義を受けることができます。
レポート作成に取り組む
高校通信教育講座は、各科目毎週1本公開されます(体育等の一部の科目を除く)。その講義を受けてレポート作成に取り組み、これを期限までに提出します。レポートは講義2本(2週間分)につき1通です。
提出したレポートに本校の教員が丁寧に添削・評価をして返却します。その際、不十分なものには再提出が課されます。再提出を課されたレポートが合格しないとその科目の単位は認定されません。この繰り返しが添削指導です。レポート作成に取り組むことは、書く力・まとめる力を育成するので、入試の小論文対策にもなります。
スクーリングに出席する
日曜日または水曜日(金曜日)のスクーリングに出席します。(月2回程度です)
スクーリングは、先生や友人と直接対面する機会です。ホームルームや履修科目の先生からの直接指導、実験・実習・実技などの、ネットでは不可能な実体験は欠かせません。友人と語り合い、部活動や建学祭に共に取り組むことは、自身を大きく成長させてくれます。
期末試験を受験する
春学期は8~9月、秋学期は1~2月に登校して期末試験を受験します。単位認定には、すべてのレポートの合格に加え、期末試験に合格することが求められます。
単位認定
以下の条件をすべて満たすことにより単位が認定されます。
・高校通信教育講座をすべて受講し、講座に基づきレポートを作成。添削指導を受け、すべてのレポートが合格する。 ・規定時間数以上の時間数、スクーリングに出席する(面接指導を受ける)。 ・期末試験を受験し、一定以上の成績を修める。 |
※高等学校卒業程度認定試験の合格科目の取り扱い
– 高等学校卒業程度認定試験の合格科目は、入学前のものも含め、本人の申請により審査のうえ単位認定可能です。(上限あり)
※転入学者・編入学者の前在籍校での修得単位の取り扱い
– 原則として認定します。
卒業要件
以下の条件をすべて満たすことにより本校を卒業することができます。
・高等学校に3年間以上在籍する。[1] ・必修科目の履修を満たし、教科目を74単位以上修得する。[2] ・総合的な探究の時間を3単位以上修得する。 ・特別活動に30時間以上出席する。 |
[1] について
– 転入生・編入生は、前在籍校の在籍期間に本校の在籍期間を加算します。
– 編入生の前在籍校の在籍期間は、本校の各学期の期間(各6ヶ月間)を満たした場合、それぞれ認定します。
– 休学期間・単位未修得期間も在籍期間として加算します。
[2] について
– 前在籍校で修得した科目の単位は加算されます。(普通科以外の科目も可)
– 高等学校卒業程度認定試験の合格科目は、入学前のものも含め、本人の申請により審査のうえ単位認定可能です。