通信制
東海大学付属望星高等学校は広域通信制高等学校です。広域通信制高等学校とは、全国47都道府県から入学生を受け入れることができる通信制高校です。インターネットなど通信手段を使い、校舎から遠方に居住したままでも学習することができ、毎日登校しなくても高校卒業資格が得られる学校です。スクーリングは、全国から校舎に登校します。自分のペースに合わせて、月1回程度の登校でも卒業できます。
通信制高校とは、講座の受講、レポート作成、スクーリング(面接指導)、試験が学習の柱となる高校です。
講座の受講は、通信制高校における教育方法の一つで、望星高校では、インターネットで講座を配信しています。生徒はインターネット環境があれば、「いつでも」・「どこでも」講座を受講することができます。講座を受講して、レポートの作成をします。スクーリング(面接指導)は、校舎に登校して直接教員に指導を受けます。学期末にも登校して試験を受けます。いずれも規定回数を満たして、合格する必要があります。
本校は放送(FM東京)を利用した通信制高校としては日本初の学校です。高校通信教育講座は本校の教員が作成したオリジナルの講座で約40講座用意しています。東京都渋谷区にある校舎は、全館Wi-Fi環境が整備されているので、生徒は登校して学習を進めることもできます。
単位制
単位制高校とは、「学年」という枠にとらわれることなく、修得した単位を累積加算して、在籍3年以上・74単位以上の単位修得(必修科目・総合的な探究の時間を含む)で卒業できる制度です。
多くの高等学校が「学年制」を敷いています。このような学校では、各学年で学習する科目は学校が定め、一部科目の単位を修得できなかった場合、その学年に留め置かれます(留年)。そしてその学年で、全科目にわたって、もう一度最初から学習し直さなければなりません。
単位制(無学年制)には留年はありません。学年にとらわれず自分のペースで学習を進められ、自分の興味・関心、進路希望等に応じ、幅広い科目の中から選択して学習もできます。一部科目の単位を修得できなかった場合は、その科目だけを学習し直せます。
全日制高校や定時制高校からの転入学・編入学に際しては、本校の規定に基づき前在籍校の学習成果を認定します。学習を継続して卒業をめざすことができます。
本校は、完全2学期制です。半年ごとに単位認定を行います。
・3年以上在籍、74単位以上の単位修得(必修科目・総合的な探究の時間を含む)で卒業できます。 ・留年はありません。(無学年制) ・興味・関心、進路希望等に応じ、幅広い科目の中から選択して学習できます。 ・転入学・編入学に際しては、本校の規定に基づき前在籍校の学習成果を認定します。 |
スクーリング~直接体感できる~
スクーリングとは、学校に登校して、授業を受けることで、面接指導とも呼びます。単位認定に必要な登校日です。先生から直接指導を受けることで刺激を受けることはもちろん、講座での不明点を質問したり、仲間との交流を深めたりする大切な機会となっています。本校では、登校する日は日曜日か水曜日・金曜日を選択することができます。
サポート学習・演習~学力育成の支援~
サポート学習とは、希望する生徒はスクーリング日に追加して、学校に登校して先生から直接、課題レポートの内容や苦手な科目も丁寧に教えてもらいながら学習できる機会です。本校では、週3回程度午前に国語・数学・英語、地歴公民・理科(隔週)の学習サポートを受けられます。1年生は基礎的な内容を中心に行い、2年生以上は付属推薦入学制度による東海大学への進学や、他大学への進学を果たすために中核となる教科の基礎学力を確実に身につけ、進学に向けた発展的な学習も行います。もちろん、自宅での自学自習では解決がつかない、レポート作成上に生じた疑問解決のサポートもします。午後は、時間にゆとりをもって、全館に生徒が利用できるWi-Fi環境を利用して、配信される講座を受けてレポート作成に取り組んだり、部活動や生徒会活動などに取り組む時間として活用できます。
演習科目とは、大学進路に向けた応用学習の一環の科目です。本校では、国語演習・数学演習・英語演習を授業形式で受けることができます。条件を満たせば単位認定もされます。
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